Vol.1 2020.09.16

リリースとMV

一区切りしてある程度時間が経つけど、
色々おつかれさまー!
の意味を込めて。

今年の7/25に、逆に、ゆうちゃんバンドの1st EP「Voyage !!」を会場/通販限定でリリースしました!


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過去にメンバーそれぞれの思いをアーカイブで確認できると思うけど、
この自粛の期間だからこそ、GYBは動きました!


これを書いてる現在の情勢としては、
アンダーグラウンドな音楽業界も、少しずつ段階的に再開に足を進めていると思うんだけど、
完全に業務の停止を余儀なくされていた時期がある事はアーカイブを見てくれたらわかる。
そんなアーティストの端くれにいるオレらも同じくして営業を停止せざるを得なかった。

ただ「考案」や「作業」というものまで奪われているというワケじゃないので、
先述したように、このタイミングでしかできないことにオレらGYBは集中した。

そうした結果が、1枚の作品になり、ライブ活動やみんなに会う事ができなくなってた分、伴う話題作りや広告に精を出した。
その中でも特にコラムでは公になってはいない「MV撮影」に触れていこうかなと。



バンドとしては前作品から実現したかったところではあったんだけど、結成してから状況は激しく混沌としてる部分があったので実現にはならなかったところで、今回実現できて本当に良かったと思う。

何より打ち合わせによる打ち合わせを重ね、いろんな構想を結構盛り込んだりしてる日々が続いたんだけど、実際蓋を開けると思うようにいかないのがまたそれも醍醐味であり反省点でもある。
今回は、

「THE DREAMER」

「Believe In Yourself」

の2曲をセレクトしたんだけど、
「THE DREAMER」は海辺でのロケ、「Believe In Yourself」はライブハウスでのロケになったのね。
「THE DREAMER」の方は、ずーーーーっと台風による日程延期が続き、予定がずれにずれまくった挙句、
当日、準備も含めた早朝集合のタイミングで、オレ以外の2人が高熱によるグロッキー発動っていう。猛爆
朝一、オレんちの前であんなにでかい声で嘔吐の声を響かせることになるとは思いませんでした。爆笑

2018年に岐阜にて、全身痙攣、口が曲がり喋れなくなりドクターストップが出る程の「大熱中症」を経験したオレとしては、真夏の外現場というものに物凄く対策をとるようになったので、
絶対に必要なものを金をかけてでも買い込み、奴らがグロッキーで現場でのロケ中止なんてことにならないように、
奴らの車の中の避難しかり、
その間のロケ地機材見張り、
できることは注力した。

当の大熱中症を経験したオレは?というと、
実はそれも踏まえて、2019年のシゴトの経験により、炎天下でも自分で対策を取れるよう工夫して、勝手に一人で乗り越えてました。爆笑

まぁ去年も去年で多忙により結局倒れてるんだけどね(すみません…。)今シーズンは大丈夫でした。

蓋を開けたら、本来狙っていたロケ地に不都合が起き、急遽別のロケ地を模索するといううまくいかない事もおきながら、
外ロケ特有のドローンを撮影さんが用意してくれたり、いろんな撮れ高をあーだこーだ言いながら、夕日が落ちる手前までがっつり撮影に臨みました。なんだかんだなるようになって一安心ですね。

そして何より、いつも手伝ってくれてるふぐちゃんもそうなんだけど、
当日暑い中ずっとメンバーのヘアメイクをキープしてくれた、
「Hair Make Salon Korat」のこらちゃんが本当に被写体であるちんちくりん3兄妹を支えてくれたので、とっても感謝してます!ありがとう!


「Believe In Yourself」に関しては、ライブハウスで撮ろうってイメージはオレの中であって、それがメンバー内で派生した作品になったんよね。

けど、ただライブハウスでって漠然と考えるにしても当然撮影さんとの連携も必要になってく中で、
いつぞやのゆうちゃんソロ出演のイベント会場になってた今池3STARが、施してた「配信環境」にメンバーが一目惚れして、あいつらが帰ってきてオレに、
「この環境でやりたい!!」
と打診をされ、オレもそんなもん否定するワケに行かないからそのまま採用、な流れになり、今池GROWを撮影のスポットにして実現されたというワケです。


こっちに関しては、イメージまんまというか、画角のビジュアル面に惚れ込んだ部分がぐっと大きくなったので、着想地点としてあった「泥臭さ/暑苦しさ」を以て、
その流れのまんまストレートに撮影ができたように思うかな。
でもよくよく考えれば、いうてオレらのいつも通りというか、打算的に狙う事なくスムーズに撮影は済みました。
そのタイミングでまとめて、7/25に「Voyage !!」を購入してくれた特典として、リリースライブ映像を撮影していただき、先行配信させてもらった。

この情勢前向きに動けているアーティストにしてもライブハウスにしても、やることやる事直近の利益に直結してなくても、試行錯誤という概念で考えたら、物凄く良い経験をさせてもらってるんだと思う。
もちろんオレ個人としては、新情勢前の醍醐味を理解してるから、思考としては割と反発的ではあるんだけど、
時代がこう進んでってる中で「できる事が増えていく事」の醍醐味も今ひしひしと感じている。
言ってしまえば、どっちも大事にする事の「進化」だとは思うな。



二つの素材を撮り終えたところで、
伝家の宝刀、「よしくんのメシが食えるほどの実力による、”パーソナル・コンピューターのムービー・アレンジメント”」の炸裂タイムです!!
まぁオレにはなんのこっちゃさっぱりわからん用語を電話で聴き狂ってました。爆笑
こんなもんは見て貰えばわかる事なんだけど、自作で作ったものとは思えないクオリティーのものが完成してしまったので、
「あなたは大至急パソコンで飯食ってもらっていいですか?」って感じよね。
これを読んだ人は、大至急よしくんにシゴトの依頼をお願いします。爆笑


まぁ長電話になる理由としてはそれだけでなく、
言ってしまえば、オレの方が歳食ってる分見てきたMVも多いだろうからってんで、オレ視点からの助言?をもらうところによるものなんだろうけども、
もう本当にこれに関しては、昔と今は時代がだいぶ変わったからねぇぇ…。むしろ今の時代の感性を大事にして欲しい気持ちもあるから、結局はよしくんに投げ返しちゃう。

どーでもいいけど、あいつから電話がかかってきてめちゃ長電話になるひとつとして、やたらオレのインプットから派生させようとするんよね…。
全然いいんだけど、そのくせオレからの長電話は嫌いらしい。ジジイの戯言だからか?!猛爆

そんなこんなで完成した2つのミュージック・ビデオが完成に至りました。

このホームページをパソコンで拝見する事で、各ページの背景にビデオの1カットがバックグラウンドで再生されているので、パソコン環境がある人はチェックしてくださいね!


こんな事を言うのもアレだけど、
MV完成にたどり着くまでに、どんだけの時間を費やしたんだろう。
愛知に越してきてかれこれ経つけど、本当いろんな経験積んでるよなぁ…。
またひとつ経験値がアップしてしまった。
振り返ると、なかなかはちゃめちゃな経験をしてきているのも
一重によしくんの発想とわがままに付き合ってきたところによるものである。
本当にそこは彼の長所です。


もし、GYBとしての営業がストップしてしまって気持ちが落ち込んでたり、その落ち込んだ空気の中でよしくんが「新曲を公にアピールしよう!」ってなり続けてなかったら、上記の経験ってできてなかったと思うんだよね。


補足になるが、「新曲公開」「MV作成/披露」以外にも、いろんな事を目論んでは始めている。
先日Twitterでも呟いたんだけど、シンプルにGYBという「音楽」や「人間」の魅力を一人でも多くの人に広げるべく、自粛期間も駆け抜けている。

それがロックなんだって、オレらのね。
ロックの表現方法なんて人それぞれだから、そこの議論はするつもりないけどね。
たまにそれにもただ酔いしれてるようなヤツもいるからね。
昔のオレのように。爆笑

結成当初から言ってるから、正直耳にタコができてると思うんだけど、
色仕掛けやってんじゃねんだわ。
その場しのぎでやってんじゃないんよ。じゃなかったらリスク背負って路上なんかやるわけないじゃんね。
もしそんなくだらない思考をバンドメンバーが持ってたとしたら、とっくにやってないし、持ってないから続いている。爆笑



知るきっかけ、色々あると思う。どんなきっかけだっていいんだよ。
決して悪い事なんかじゃない。むしろ羨ましい。

ただオレがやりたいのはロックだけだしオレらがやってるのはロックだと思ってる。
それ以外は興味がない。
色仕掛けなんて、反吐が出る。
ただただ「邪」な考えだけで接してるんなら一旦考え直した方がいい気がするなぁ。

それで頑張ってる人でも輝いてる人もいるし、その人にしかできない事は、
めちゃくちゃ応援する。

ただGYBにそれを求めてたんだとしたら、そんなもん期待しない方がいいと思う。
そんな爆音で鳴らす色仕掛けがあるワケないでしょ。

ライブハウスでやってる以上、GYBはそういう思考で音楽をやってると思うよ!
邪な考えでいる人とは、オレはあんまり関わりたくないってのが正味のところ。

生きる以上割り切らなきゃいけない事は、人生生きてて多々ある。
今のオレにも、そりゃあ腐る程ある。
それを邪な気持ちで相手を惑わすって、ただの負の循環だし、
そんな事しても何も生まれないよね。
まぁそれが日本の経済の大半を回してるから、それそのものは
全く否定してません!
たまに勘違いしてるやつとかいるから一応先に言っとく。猛爆


GYBは今回の制作を経て、新境地へ足を突っ込みます!
心情の部分もそうだし、楽しみな事が山のようにある。
オレらの音楽を聴いて、どんなカタチで盛り上がってくれても全然おーらい。
好きに暴れてくれ。むしろ楽しんでくれてありがとう!

これからも心置きなく楽しんでくださいな!!!

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