Vol.8 2020.06.18

RECを終えて

どもども!

少しずつ世間はコロナ流行前に戻りつつありますが、まだまだ収束までには時間がかかりそうですね。

とはいえ、GYBは止まっているわけにはいかないので、先日ひっそりとRECをしてきました!


前作の"Going For Broke !!"でもお世話になった、豊田のVoxBoxStudioさんにお願いしました。
もちろん緊急事態宣言解除後に、徹底した感染対策のもと、RECしてきましたのでご安心ください。



1年以上経っちゃったなぁと思う反面、この1年間が非常に濃かった事もあって、"久しぶりのREC"っていう感じではなかった。
そのくせ、新鮮な気持ちになるのがRECの不思議なところ。



今回もにしだパンのドラム録りから始まったわけだけど、いつも通り安心して見守れるプレイだった。

にしだパンはライブでももちろん信頼してるんだけど、特にRECや練習時には本当に力を発揮する。
見た目どおり(なのか?)非常に真面目な男だから、当然っちゃ当然だけどね。笑


大須Classicからの付き合いなんだけど、彼には本当に助けてもらってばかり。

感謝感激タムスネアである。



パパッとドラム録り終えてからは、ベース録り。

今までのGYBのベースラインは、ライブパフォーマンス優先だった事もあって、動きの少ないものだった。(不服)

とはいえいつまでも"ベースライン複雑だと激しいパフォーマンスできない!"なんて、甘ったれた事も言ってられないので、今回は少し動かす事にした。

それがが今回のRECにおいて最大の誤算だった。


10代後半から20代前半は、それこそL'Arc-en-Ciel大先輩や、東京事変大先輩、けいおん()など、わりとウネウネと動くベースが好きで、よくコピーしていた。


"普段のライブではそんなに動くライン弾いてないけど、まぁあれだけ弾けてたから、今回のRECも楽勝だろ!"


そう思って挑んだんだけど、これが全く弾けないんだわ!笑


もうね、親の仇を前にしたような顔で録りましたよ...
何百テイク録っただろうって感じ。

ちょっと本当に凹んで、あれからめちゃめちゃ家でベース弾くようになったよ...(今まで弾いてなかったんかい!)


まぁ災い転じて...じゃないけど、RECでしんどい思いした分、いい習慣がついたので良かった。(いいきかせ)



青ざめながらベースを録り終えると、次はギター録り。

20年も弾いてればそりゃ僕みたいな"青ざめ君"がプレイについてどうこう言うことは無い。

強いて言えば、新しい機材が導入されたので、そのセッティングで地獄ほど時間がかかったくらい。笑


20年やって経験はある分、おじいさんになったので機械は弱いのかもしれない。
これから機材導入の際には、介護のように近くに居てあげようと思う。



音をドンドン重ねていって、最後はボーカル録り。

これはもう言うまでも無く完璧だった。

前回のGoing For Broke !!の時もそうだったけど、自分が作った曲にゆうちゃんが魂を吹き込んでくれた時の鳥肌はヤバい。

自分で歌って録るのとは訳が違う。

僕もせんむもただ拍手を送るしか出来なかったし、普通に爆笑した。

あんまりバンド内で自画自賛しすぎるのもアレだけど、こればっかりはこう言う他ない。

この子がうちのボーカルで良かったと、改めて思う瞬間だったな。



メインボーカルを録り終えると、本当の最後にコーラス録り。

今まではゆうちゃんの自ハモだったんだけど、今回は殆どの曲で僕がコーラスを入れた。
まぁこれは特筆して言うことは無いけど、頑張ったので是非聴いてほしい。

ライブでは求めないでね...



そんなこんなで2日かけて、全てのRECを終えた。

またも自画自賛だけど、とてもいい作品になった。
こんな風に、自分の曲が納得いく仕上がりになって戻ってくる度、エンジニアは本当に偉大だなぁと思う。

いい人に巡り会えて良かったと思う。



せっかく新作だし、各楽曲の解説なんかもしたいなと思うんだけど、まっさらな状態で聴いてくれた人の感想と、自分の思惑との相違を感じるのが好きなので、解説はリリース後にしようと思う。



さて、今回の作品において残る作業は、MV撮影とジャケットデザイン。

新しい衣装も今週末には仕上がる予定なので、ここからまた急ピッチで進めていきます。


乞うご期待!

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